こんにちは、渡辺です。
まず、頭皮の写真を見ていただいたと思いますが違いますよね?
頭皮のかゆみや触ったらボロボロとフケが落ちてくるということはご自身でわかると思いますが、もっと詳しいことはしっかりとスコープで確認しないとわかりません。
スコープで見ていただくと、これだけ大きく状態がはっきりとわかります。
頭皮が良くない状態ですと、健康でキレイな髪が生えてきません。これは皆さまもすでにご存知だと思いますが、頭皮の血流が悪いと白髪が増えるのはご存知でしょうか?
まず、頭皮の血流が滞ると「メラノサイト」の元気がなくなります。メラノサイトとは、色素を作るメラニンを生成しますが、そのためにたくさんのエネルギーが必要な細胞です。特に酸素が十分にあると、そうでない酸欠状態のときの20倍のエネルギーをつくることができます。
反対に血流が悪くなると髪に栄養が巡りにくくなるだけでなく、メラノサイトに届く酸素も少なくなり、白髪になりやすい状態になります。側頭部に白髪が目立ちやすい原因のひとつとしても、血流の滞りが悪さが考えられます。
何故なら、ここには頭の中でも1番太い血管が通っていて、本来なら酸素が豊富にある部分ですが、酸欠になると落差が大きくなるため、部分的な白髪が目立ちやすくなります。
この様に、頭皮の血流と白髪にはとても密接な関係があります。
それから、頭皮のエイジングを進化させてしまう「コリネバクテリウム」をご存知でしょうか?
腸内細菌のことを腸内フローラのように頭皮にもスカルプフローラが存在します。最新の研究で、コリネバクテリウムという日和菌が増加してしまいスカルプフローラのバランスが崩れると、炎症を起こし、白髪や細毛になる傾向があることがわかりました。
また、コリネバクテリウムは湿気を好む傾向にあるので、濡れたまま寝てしまうことがないように気をつけて下さい。
それでは、朝晩の気温差が大きいですが体調にはお気をつけて下さい(^^)